NetBeans8.0からCakePHPのプラグインにbaserCMSのサポートを追加予定です。(おそらく機能の追加はたくさんはできないと思うのであまり期待は。。。)
環境
- NetBeans 8.0 + (7.4では動きません)
- baserCMS 3.x.x+
- cakephp-netbeans plugin version 0.12.0+ (開発版は0.11.*.*)
機能(予定)
- 新規プロジェクトからbaserCMSのzipファイルを展開(要インターネット接続環境)
(追記:ローカルでのプロジェクト作成は別途プラグインをつくるかもしれません) - バージョン情報の表示(ステータスバー)
- コード補完(Viewファイルのヘルパーの補完)
- コード補完(lib/Baser内での補完)
- Palette
- Vagrant用の初期設定アクション(手動でも可能)
- phpMyAdmin or phpPgAdmin実行アクション(Vagrant用)
- Copy Existing Theme アクション(既存のテーマディレクトリのコピー)
開発版
- https://github.com/junichi11/cakephp-netbeans/releases/tag/v0.11.0 (とりあえずここに更新しています)
新規プロジェクトの作成
Step 1: baserCMSの機能を有効化する
ツール > オプション > PHP > フレームワークおよびツール > CakePHP > CMS
Enable baserCMSにチェックを入れて下さい。デフォルトではOFFです。
Step2:
新規PHPプロジェクト >…> PHPフレームワーク > CakePHP PHP Web Framework
baserCMS部分をクリックするとパネルが変わります。インターネットに接続した状態でないとエラーがでて作成することができません。(GitHubのタグからバージョン情報を取得し3.x.x以降のものだけが表示されます。)
バージョン情報表示
コード補完 (Viewファイルのヘルパー)
app/webroot/theme以下のファイルをViewファイルとみなすようにしています。
Viewファイル内でのヘルパーのコード補完を追加していますが、2点注意があります。
1. Viewファイル内ではデフォルトでBaserおよびBaser/Plugin内の全てのヘルパーを補完するようにしています。指定されたViewファイル内で使える、使えないヘルパーがあるかと思いますが、補完の候補が表示されたからといって、実際に使えるとは限らないので注意して下さい。いろいろと判定を追加するよりこちらの方が簡単なので、このような仕様にしました。
2. 拡張されたメソッドに対する補完は効きません。
コード補完(lib/Baser内でのコンポーネント、モデルの補完)
コンポーネントやモデルも補完できるようにしました。(一部のモデルの書き方は補完が効かないです。e.g. $this->Hoge->HogeMoge)
Palette
パレットはマウスのクリックだけでコード(スニペット)を追加できる機能です。 ドラッグ&ドロップもできるのですがちょっとバグなのか、使い方が悪いのかわからない部分があるので、基本はダブルクリックで追加した方がいいかと思います。(ちなみにD&Dすると、キャレットがなぜか消えます。パレット内をクリックするとキャレットが復活します)
パレットが表示されていないときは、
ウィンドウ > IDEツール > パレット
で表示することができます。自分のオリジナルのものも追加することができますが、またそれはあとで書きたいと思います。
Vagrant用の初期設定アクション
プロジェクトノード右クリック(コンテキストメニュー) > baserCMS > Initialize Vagrant settings
このアクションを実行すると次の設定を行います。
- 実行方法 : ローカルWebサイト
- プロジェクトURL : http://192.168.33.10
- 開始ファイル : index.php
phpMyAdmin phpPgAdmin実行アクション(Vagrant用)
baserCMS > Run php(My|Pg)Admin
現在設定されているURL + php(My|Pg)AdminのURLを開きます(e.g.http://192.168.33.10/phpMyAdmin)。Vagrant用と書いていますが、これに当てはまればちゃんと開けると思います。
Copy Existing Theme Action (既存のテーマのコピー)
なにかあればtwitterやgithubのissueにお願いします。