はじめに
Alt + Enterの使い方を紹介します。ここではPHPのエディタでの実行を想定していますが、Javaの方が機能(サブクラスの生成や別の書き方の提案など)がたくさんあると思います。
どういう時に使えるの?
エディタの行番号のところにアイコンが表示されているときに実行してみて下さい。ヒントや警告文が表示されると思います。以下、具体的な例を上げてみます。Alt + Enterの代わりに、アイコンをクリックしてもOKです。
警告の表示
変数の型のコメントを生成
これは、コード補完を有効にしたい時に便利です。最初に変数だけ宣言します。変数を宣言している部分にキャレットを移動して、警告のアイコンだけから、電球?が追加されたアイコンになるのを確認して“Alt + Enter”
typeの所ではコード補完も効くので、指定したいクラスの選択も簡単です。
これだとどっちが変数だったか忘れても大丈夫ですね。
未定義のメソッドの生成
未定義のメソッド呼び出しを書いた場合は、そのメソッドをクラス内に追加してくれます。
別のクラスのメソッドも作成できます。
新しい変数に戻り値を割り当て
戻り値を割り当てを選択すると、変数を追加してくれます。getメソッドの場合はget以降の名前が変数名になります。変数が追加された直後にタイプすると変数名を変更できます。
囲む
範囲を選択して実行すると、いろんな文(if, while, for, e.t.c.)で囲むことができます。
すべての抽象メソッドを実装
例としてControllerインターフェースにhogeとmogeメソッドを宣言しています。
すべての抽象メソッドを実装を選択すると、メソッドが追加されます。抽象クラスを宣言を選択すると、抽象クラスに変更されます。バグがあるっぽいので、ブレース間は上のように1行以上あけておく必要があります。(追記:バグ報告して修正されています。7.4に修正が入ると思います。)
文法のミスかもしれない部分の修正
他にもあると思いますが、ヒントが表示されたら “Alt + Enter” を実行してみるといいかもしれません。
こんなこともできないのかー。ダメだー。なんてツイートしたり叫んだりするのは辞めて、まずはなんだかなーと思う部分をissueとして登録してみませんか? こんな機能もあったらなーというのがあれば、NetBeans のBugzillaにEnhancementとして登録するとサポートしてくれるかもしれないです 😉
参考: bugzillaへの登録方法