ドキュメントに関する機能(ドキュメント・グループ、ドキュメント・タブ・グループ)について書きます。
使用した環境
- NetBeans8.1
ドキュメント・グループ
ドキュメント・グループは今開いているドキュメントの状態を保持しておく機能です。たとえば、同時に複数の課題を対応しているときなどに使うと、関係のないファイルを除外することができるので便利なのではないかと思います。
使い方
最初は ウィンドウ > ドキュメント・グループ > 新規ドキュメント・グループ から ドキュメント・グループを作成します。
登録したグループは、ウィンドウ > ドキュメント・グループ > グループ名 (または 管理) から切り替えることができるようになります。削除したいときは、管理から削除することができます。
補足
- グループを切り替えずにドキュメントを閉じたり開いたりすると、その状態が保持されるので別の作業を始める前にグループを切り替える必要があります。
- 切り替えるときに少し時間がかかります。
- ドキュメントではなくプロジェクトをグループ化したい場合はファイル > プロジェクト・グループ を使ってみるといいかもしれません。
ドキュメント・タブ・グループ
通常のエディタの画面ではファイルを開くと、同じウィンドウにタブが追加されていきますが、ドキュメント・タブ・グループはこのウィンドウを増やすことができる機能です。
使い方
ウィンドウ > ウィンドウの構成 > 新規ドキュメント・タブ・グループ を実行すると別ウィンドウにドキュメントが移動します。逆にウィンドウを減らしたい場合は ウィンドウ > ウィンドウの構成 > ドキュメント・タブ・グループの縮小を実行します。
もしくは、ドキュメントのタブを右クリックすると同じ項目が見つかります。
補足
- ドキュメントは自由に動かすことができるので、この機能を使わなくてもタブをドラッグすれば好きな位置に配置することもできますし、メインウィンドウの外側に出すこともできます。